「晩酌のあてに買った総菜の中に、髪の毛が入っていた!気分が悪いからすぐに引き取りに来い!」というものでした。

 話を聞き、私からも店長の携帯に電話をかけましたが、マネージャーの話の通り、何度かけてもつながりません。

 何度も何度もかけ続けていると、店長のほうから電話が入りました。

「今、やっと店に帰ってきました!商品を交換し、2時間近く丁寧な説明とお詫びを繰り返したのですが、なかなか納得してくれなくて……。相手はヤクザではありませんが、強面でチンピラ風の男です!!」

 よほど心細かったのでしょう。店長は、解放された安堵感から高揚した声で矢継ぎ早に状況を説明してくれました。

 そして、そのままの勢いで半ば八つ当たりのように、「2時間です!!これは、監禁や強要などの犯罪にはあたらないのでしょうか!?」と、私に問うてきました。