米副大統領候補によるテレビ討論会が7日に開催され、民主党候補のカマラ・ハリス氏は冒頭、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)にバイデン政権としてどう対応するかを述べた。ハリス氏は新型コロナによる国内の死者数や失業に関する統計に触れ、トランプ政権がコロナを真剣に受け止めていなかったと指摘。新型コロナ対策タスクフォースのトップを務める現職のマイク・ペンス副大統領は首を横に振って応じた。ハリス氏はドナルド・トランプ大統領によるコロナ対策が「歴代政権で最大の失策」と表現。一方のペンス氏は、民主党大統領候補のジョー・バイデン氏が掲げるコロナ対策について、トランプ氏が実施したものと似通っており、盗用したものに思えると指摘した。バイデン氏は以前にも政策盗用疑惑が浮上したことがある。