米ツイッターは米大統領選を前に、リツイート方法に制限を加えたりすることで、投稿がバイラルになりにくくする措置を講じる方針だ。9日発表された措置には、特定のツイートを見るユーザーを信頼できるコンテンツに誘導する機能も含まれる。ソーシャルメディアとしてはこれまでになく大胆な措置で、誤情報の拡散を遅らせる狙いがある。ツイッターのブログ投稿によると、ユーザーがリツイートボタンを押すと、投稿を共有する前にコメントを追加するよう促す画面が表示される。コメントを書かなくても従来通りにリツイートされるが、今回の変更で「もうひと手間」かかるようになるという。ツイッターは9日中に一部のユーザー向けにこの変更を実験的に導入し、10月20日から全ユーザーに対象を広げる。変更は少なくとも大統領選の週が終わるまで続けられる。