コロナ禍でイベントの“オンライン化”が進んだ。しばらく、この流れが続きそうだが、主催者や参加者はそのメリット・デメリットをどう感じているのだろうか。オンラインイベントについて、さまざまな声を取材した。(取材・文/有井太郎)
ニューノーマルの一つ
オンラインによるイベント
「慣れ」とは不思議なもので、コロナ禍の初期には違和感のあったさまざまな作業が、今やすっかり当たり前になりつつある。マスク着用やソーシャルディスタンス、リモート会議などは、もはや無意識に、違和感なく行っている人がほとんどではないだろうか。文字通り、ニューノーマルに近づいてきた。
イベントにおいても、オンライン開催が一気に普及した。アーティストのライブやトークイベントなどは、無観客もしくは少数の観客を入れて、同時にオンライン配信するケースが主流となった。
以前のイベントとはさまざまな違いがあるが、主催者や観客はそのメリット・デメリットをどう感じているのだろうか。実際に経験した人に話を聞くと、いろいろな違いに気づいているようだ。主催者と参加者、両側の意見を載せていきたい。