米司法省は、メラニア・トランプ大統領夫人の暴露本を執筆した元側近のステファニー・ウォルコフ氏に対する訴訟を提起した。このところ大統領が不利になるような情報の開示を巡り、司法省が動く例が相次いでいる。ウォルコフ氏は『Melania and Me: The Rise and Fall of My Friendship With the First Lady』という回顧録で、メラニア夫人がよそよそしく、大統領の行動や政策にも無関心などと描写した。司法省は、同氏がトランプ政権発足当初にメラニア夫人の顧問を引き受けた際に交わした秘密保持契約に違反したと主張。暴露した内容から不当に利益を受けていると指摘した。