米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムが今週実施したセールイベント「プライムデー」は、消費者のオンライン購入額を大幅に押し上げた。調査会社エディソン・トレンズによると、2日間にわたるセールでアマゾンの米売上高は前年と比べ36%増加したものの、2019年の42%増は下回った。Eマーケターは、米国内のプライムデー売上高が61億7000万ドル(約6500億円)に達すると予想していた。アマゾンはプライムデーを巡る詳細な財務情報を開示していないが、期間中の出店業者の売上高が35億ドルを超えたと述べた。これは前年を60%近く上回る。米国ではアイロボットのロボット掃除機「ルンバ」、カードゲーム「Kids Against Maturity」などが特に人気だった。
アマゾン「プライムデー」効果、小売り他社にも波及
有料会員限定
あなたにおすすめ