米民主党のジョー・バイデン大統領候補は、自身が当選した場合には、連邦最高裁の見直しに向けた超党派の委員会を設置する考えを示した。25日に放映される「60ミニッツ」とのインタビューで発言したもので、その抜粋が22日公表された。バイデン氏はその中で、民主・共和両党の法律専門家で構成される全国委員会を設置し、180日間にわたり見直しを行うと説明。それを経て「最高裁をいかに改革するかを巡り、委員会が私に提言を行う――制度の扱われ方に欠陥が生じているためだ」と述べた。バイデン陣営に対し、設置される委員会では具体的にどのような改革が検討されるのかコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。ドナルド・トランプ大統領と共和党は、バイデン氏が当選すれば、バイデン氏は最高裁判事の増員に動くだろうと警告。これまで最高裁改革について自らの立場を明らかにしなかったバイデン氏を批判していた。
バイデン氏「超党派委員会を設置へ」、最高裁改革巡り
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