――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米テスラはかつてないほどの好決算を発表したが、それでも株主の前には「危険な真実」が浮かび上がってくる。つまり、米ウォール街のお気に入りの銘柄は、注目ハイテク企業も夢でしかない水準までバリュエーションが跳ね上がった自動車メーカーだということだ。  テスラが21日公表した7-9月期(第3四半期)決算は、極めて力強い内容だった。先月には、過去最多の納入台数を発表しており、売上高は87億ドル(約9100億円)、1株利益は0.27ドルとなった。