天才は、放っておいたら
天才にはなれない
ギフテッド教育協会の現理事会長、米ジョンズ・ホプキンス大学のジョナサン・プラッカー教授は、天才に関して2つの間違った考えがあるといいます。
1つ目の間違いは、「天才は放っておいても天才になる」という考え方です。
様々な研究結果からわかったのは、才能がある子でも、適切なサポートを受けなければ、その才能は開花しないということ。
天才は、放っておいたら天才にはならないのです。
2つ目の間違いは、「子どもの成績が現在悪いから、才能がない」という考え方です。
天才でも、適切なサポートを受けられない場合には、才能が伸ばされないまま成長します。
成績が芳しくないということは、必ずしも才能がないことを意味しません。
これまでの学習サポートが適切ではなかったために、伸ばされるべき才能が伸ばされてこなかっただけという可能性もあります。
子ども時代、なんとなく学校でうまくいかなかった、クラスから浮いていた、勉強が極度に嫌いだったという方の中には、もしかしたら、この「ギフト」が見逃されてしまった方もいるかもしれません。