米巨大ソーシャルメディア(SNS)企業の3人の最高経営責任者(CEO)は28日、社会の言論を巡るそれぞれの役割を巡って上院議員と論戦を繰り広げた。大統領選まであと6日となる中、与野党双方からハイテク大手幹部に批判の矛先が向けられている。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、ツイッターのジャック・ドーシー、アルファベットのスンダー・ピチャイの各CEOは2016年の大統領選以降、規約の変更やネット上の言論の管理における役割強化に取り組んできた。その目的の1つは、この日向けられたような注目を回避することにあった。3人のCEOは、ネットを通じて上院の商業科学運輸委員会で証言。公聴会では、ソーシャルメディア(SNS)プラットフォームに対する根深い不満と、その対応方法を巡る同様に根深い溝が浮き彫りになった。党派的な攻防に加え、上院議員とCEOたちの間では痛烈な応酬が続いた。