コロナ禍の中で激変する国際情勢。株式市場では今や、地政学リスクの高まりが相場を動かす一大材料となっています。対立悪化が進む米中関係、11月の米大統領選、ヒートアップする中国の軍事的行動……。日本を取り巻く安全保障環境が劇的に変貌する中、個人投資家の目線でも気になるのが、市場リスクの“大元”となる国際情勢の行方です。

 今後、米中は数十年単位で地球上を二分する激しい対立を続けるとも言われ、国際情勢のトレンドを掴むことはビジネスパーソンにとっても必須。そこで、外交官としてのキャリアが長い宮家邦彦氏(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)、米国の動向に詳しい石澤靖治氏(学習院女子大学教授)をお呼びし、お茶の間の解説でもおなじみの二人の論客が国際情勢の最前線を本音で語り尽くします!↓ご視聴はこちらから

 宮家氏がこちらのイベント内容(ライブ投票結果)に言及したコラム記事が、10月20日付のJapan Timesに掲載されました。
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宮家邦彦氏
宮家邦彦氏(キヤノングローバル戦略研究所・外交安全保障 研究主幹/外交政策研究所 代表)
1953年生まれ。神奈川県出身。元外交官。東京大学法学部の在学中に中国語を学び、77年台湾師範大学語学留学。78年外務省入省。日米安全保障条約課長、在中国大使館公使、在イラク大使館公使、中東アフリカ局参事官などを経て2005年に退官。06~07年総理公邸連絡調整官、06年より立命館大学客員教授。09年より現職。専門は外交・安全保障。今年10月13日付で、菅政権の外交ブレーンとして内閣官房参与に任命された
石澤靖治氏
石澤靖治氏(学習院女子大学 教授/外交政策センター(FPC)副理事長)
1957年生まれ。山形県出身。立教大学社会学部卒業後、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド記者。フルブライト留学で渡米。ハーバード大学国際問題研究所フェロー、同大ケネディ行政大学院修了(MPA)。博士(政治学、明治大学)。ワシントンポスト極東総局記者、ニューズウィーク日本版副編集長を経て、2000年学習院女子大学助教授、02年より教授。11~17年まで同大学学長。専門は国際コミュニケーション論、米国政治。