コンパクトクロスオーバーSUVの
王道を目指したコンセプト
マツダは、グローバル市場に対し、クロスオーバーSUVを幅広くラインアップする。しかし、これまで世界各社のエース級が集まる全長4.4mクラスのモデルがなかった。
そうした中で登場したモデルが、CX-30だ。開発主査の佐賀尚人氏は「CX-30は機動性、室内空間、デザインという3つの柱を凝縮した1台」と語る。まさにコンパクトクロスオーバーSUVの王道を目指したコンセプトである。
ボディサイズは全長×全幅×全高4395×1795×1540mm。全長は縦列駐車がしやすい4.4m以下(欧州市場のニーズだという)に抑え、全幅と全高は国内の一般的なタワーパーキングに対応している。最小回転半径は、弟分のCX-3と同じ5.3mだ。