マイホーム購入を焦り貯金が50万円に激減、30代会社員の深い後悔
念願のマイホーム、でも家計は破綻寸前… Photo:PIXTA

 30代で家を買い、定年前に完済する――。とても理想的な住宅購入プランのように思えますが、果たしてそれでいいのか……と思わされる事例に時々出合うことがあります。

 確かに、頭金にするお金があり、住宅ローンの返済のめども立っていて、居住地を移動する可能性も低く、子どもにかかる教育費もある程度予測がつく。このような条件がそろっていれば、同じ土地に定住する覚悟を持ってもよいのかもしれません。

 ですが、仕事の見通しも定まっておらず、頭金の準備も十分にできていない状態で、焦るように住宅購入に踏み切る人がいます。そういう人は不思議とお金を貯める自信がなく、実際に今も貯めることができていない人が多いと感じます。

マイホーム購入に焦る30代男性
「今家買う」のはベストな選択か?

 先日、住宅購入の可否の相談に来た会社員のGさん(34)も、なぜか焦っていました。すでに完済時の年齢が30年ローンで65歳。定年退職すると収入が減り、ローンが払えなくなるため、早く決めなければと焦っているようです。

 Gさんのご家族は妻(32)と長女(3)で、今のところ3人暮らし。いま住宅を購入すると、ローン完済年齢のほか、娘の年齢的にも教育費がかからないため頭金の準備がしやすく、住宅購入後から教育費を貯めれば、計画的な資金作りができるだろうと考えているそうです。地に足が着いた暮らしができる、早くライフプランも見据えられるなど、Gさんの口からは住宅購入のメリットが次々と出てきます。