イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発ベンチャーのスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が、15日夜(日本時間16日午前)に4人の宇宙飛行士を軌道に打ち上げる。国際宇宙ステーション向けの定期的な商用フライト実現への第一歩となる。  宇宙空間へ飛行士らを定期的に運ぶ契約を初めて米航空宇宙局(NASA)と結んだ企業として、今回のミッションはスペースXの成果をさらに確かなものにするだろう。また有人宇宙探査を加速させるため民間とのパートナーシップを利用するNASAの戦略にとっても重要なものとなる。