リモート強者への近道は、
クラウドの「◎◎」を理解すること
「クラウド」にはさまざまな定義がありますが、私は「個々のデバイスではなく、クラウド上にすべてのデータやシステムを保存・共有し、ネット経由で利用するスタイル」と説明しています。
この流れにうまく適応できたリモート強者は、クラウドというバーチャルな世界で、対面せずとも自由に動き回り、生産性を劇的向上させています。
なぜ、劇的向上できるのかといえば、クラウドの特性を理解し、うまく活用しているからです。
実際、クラウドでの仕事が前提でなければ、リアルタイムでの情報共有はまずもって実現しません。
ファイルをコピーして、そのつど新しい情報を複数のメンバーに配るのではなく、クラウドで一度に、常に全員で「共有」するから可能になる世界です。
これはリアルな世界では紙を配りますが、デジタルな世界でもメールに添付して毎回送信していたら、一向に生産性は向上せず、時間の無駄が生じてしまいます。
クラウドが持つ、この共有(シェア)という概念を新しく打ち立て、世界で初めて実現させたといえるのはやはり Google です。
情報のさまざまな種類、特徴に応じて複数のアプリをかけ合わせて使う。これはまったく新しいアイデアなのです。
情報をクラウド上の1ヵ所に集約するアイデアを Google では繰り返し推奨してきました。
「共有」とは何か、どう便利なのかは自分の手を動かして、使ってみなければ腹落ちしません。
しかし、まずは考え方や成功事例など、 Google を活用して生産性を劇的向上させる全体像がわかるのが今回、気持ちをこめて初めて書いた『Google式10Xリモート仕事術』です。ぜひご活用ください。