ジョー・バイデン米次期大統領は30日から、機密情報に関する大統領への日々の報告を受ける。政権移行チームが明らかにした。新型コロナウイルスの感染対策準備に特に力を入れるという。移行チーム幹部のジェン・サキ氏は25日の記者会見で、バイデン氏とカマラ・ハリス次期副大統領が共に日々の大統領向け報告を受け始めると述べた。トランプ政権は選挙後16日を経てバイデン氏と政権移行チームに協力し始めると表明したが、これで移行がさらに前進することになる。ホワイトハウスは24日遅く、政府の情報機関がバイデン氏にブリーフィングを行うことを正式に許可した。これには政府の最高機密情報の一部も含まれる。正式に政権移行が開始したことで、バイデン政権への移行に伴う機関審査チームは24日夜までに、大統領府内の各主要オフィスを含む50余りの機関や委員会と接触または面談しているとサキ氏は述べた。また、政府高官らとの30件以上のバーチャルブリーフィングも行われ、連邦機関がそれぞれの移行計画を次期政権と共有する機会になったという。
バイデン氏とハリス氏、機密情報の完全ブリーフィング開始へ
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