◎ふつうの会社員でも10年あれば、気づいたときには1億円!
小型株は伸びしろが大きいわりに、目をつけている投資家が少ない。
それだけに、株価が何倍にも伸びる可能性をふんだんに秘めている。
大学時代に投資を始めた著者は、6~7年後に資産1億円を達成。
いまでは1銘柄だけでも億単位のリターンを得ている。
10万円から株式投資をスタートしたとしても、
収入から生活費を除いた分を追加して投資額を増やしていけば、
1年で資産100万~200万円は十分目狙える。
すると銘柄の選択肢が広がり、資産を急角度で増やせる可能性がアップ。
資産1000万円くらいで壁にぶつかりがちだが、
この壁を突破すれば10万円を100万円、
100万円を1000万円に増やした感覚で“億り人”に近づける。
ベストセラー『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』の刊行から1年。
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブルとして、
小型株集中投資のテクニックを全公開!

「勝てる投資家」と「勝てない投資家」の違いPhoto: Adobe Stock

レベル4以上の勝てる投資家を目指すため、レベル3以下の勝てない投資家との行動パターンの違いをわかりやすく次のページの表にまとめました。

ひと言でいうと、レベル3以下の投資家は「感覚優先」、レベル
4以上の投資家は「戦略優先」で投資します。

「人は感情の生き物」といわれるくらいなので、自分では冷静沈着で平常心を保っているように思っていても、無意識の感情や感覚によって物事を判断してしまいがちです。

ランチでなにを食べるか、どの映画を観るか、といった些細なことであれば、その場の感覚で判断しても問題ありませんが、投資

判断を感覚任せにすると損する可能性が高まります。

情報収集についても、レベル3以下の投資家は、あれもこれもと感覚的にすべての有益な情報を把握しようとします。一方、レベル4以上の投資家は、明確な基準を持って情報を取捨選択します。

投資手法についてもレベル3以下の投資家は、さまざまな手法に手を出そうとして結局はうまくいかないケースに陥りがちですが、レベル4以上の投資家は自分が得意な手法に絞って投資をします。

そんななかでも、勝てる投資家と勝てない投資家のいちばんの違いは「視野の広さ」です。

レベル3以下の投資家は、自分の保有株以外は目に入らなくなりがちですが、レベル4以上の投資家は保有株以外にも「周りの投資家はどう判断しているのか」「それによってどう株価が動くか」というように、一歩引いて俯瞰して理解しようとする力を持ち合わせているのです。

「勝てる投資家」と「勝てない投資家」の違い
「勝てる投資家」と「勝てない投資家」の違い