天才児教育のトレンド
「ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)」5つの力と
ハートフルネス

「他人への共感、自らの恐れをコントロールし行動する力を持つ」ことは、健全な精神、体の健康のサポートで効果的な学びを実現する、スタンフォードの教育現場で行われているソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)で目指す姿でもあります。

以下は、アメリカのSELを90年代から牽引してきたCollaborative for Academic, Social and Emotional Learning(CASEL)が挙げる社会性・感情の5つの能力です。

1.自分を理解する力(self-awareness):自信をもって成長マインドセットで、自分の強みや弱みを理解することができる。
2.自分で自分を統制する力(self-management):ストレスとうまくつき合って、自分の衝動を適切にコントロールし、自分で目標を設定して到達していくために自分を動機づけることができる。
3.他者を理解する力(social awareness):多様な背景や文化を有する人たちの視点を理解して、共感したり思いやったりすることができる。
4.他者とうまくやっていく力(relationship skills):他の人とうまくコミュニケーションができ、協力できる。不健全な場の空気に流されない。対立を建設的に解決する。他人に助けを求めたり、自分から他人を助けることができる。
5.適切な意思決定をする力(responsible decision-making):自分の行動や、他人とのやり取りの中で、倫理的基準や安全性、社会的規範に基づいて、建設的な選択をすることができる。

このように、SELで学習する内容は、ハートフルネスの学びを通して目指す姿でもあるのです。