コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、11月度の通販編だ。
アスクル、モノタロウ、ベルーナ
いずれも売上高10%超増!
通販の主要3社が発表した11月度の月次業績データ(売上高、総合通販事業計など)は、以下の結果となった。
11月度のアスクルの単体売上高は、前年同月比111.1%(11.1%増)、モノタロウ(MonotaRO)の売上高は、同117.1%(17.1%増)だった。
最も好調だったのは前月(10月度)に引き続きベルーナだった。11月度の総合通販事業計は、同118.0%(18.0%増)という結果となった。