コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、11月度の家具・雑貨編だ。
ニトリが売上高13.5%増で独走!
無印良品は前年割れ
家具・雑貨の主要3社が発表した11月度の月次業績データ(既存店売上高など)は、以下の結果となった。
11月度のセリアの既存店売上高は、前年同月比105.9%(5.9%増)、無印良品(良品計画)は同93.4%(6.6%減)だった。
3社の中で最も好調な推移を見せたのがニトリ(ニトリホールディングス〈HD〉)だ。11月度の国内既存店売上高は、前年同月比113.5%(13.5%増)だった。