たくさん服あるのに、今日着る服がないのは、あなたが服を持ちすぎているからかも?
新しい服を買うのをやめて、手持ちの服だけで過ごしてみると、意外と定期的に買い続けなくてもおしゃれはできるということが分かってきます。そんな必要最小限の、確実に着る服だけのワードローブのつくり方を紹介した書籍『もう、服を買わない』の中から、今回は「いつか着るかも?」と思ってなかなか服を減らせない人のために、これは捨てていい服!という例を33個、紹介していきます。

処分していい服33

確実に捨てていい服33<br />(いつか着るかも?と思っても)Photo: Adobe stock

着ていない服や、不要になったアイテムを処分しようと思っても、腰が重くてなかなかできないという人は多いのではないでしょうか。処分は、クローゼットと人生をシンプルにするうえで欠かせないプロセスですが、皮肉なことにその作業そのものは複雑で気が重いものです。
どれをとっておいて、どれを寄付し、どれを売ればいいの? どうやって売ればいいの? どこに寄付すればいいの? など、迷うことはたくさんあると思いますが、まずは明らかに不要なものを分けていきましょう。
もうサイズが合わない(長年、きつかったり、ぶかぶかだったりする)服、これまで一度も着ていない服などです。どれを処分すればいいのかわからず、頭を抱えているあなたは、ひとまず次の条件に当てはまるものを処分していきましょう。

当てはまったら、即処分してOK

・肩パット入りのトップス(最近また流行のきざしが見えているとしても)
・高校を卒業してから、もうヒップが入らなくなっているジーンズ
・一度きりのイベントのためのフォーマルウェアや新婦付き添いのドレス(まだ着られるかもと思っていても)
・あなたの元〇〇のもの
・トナカイ柄やサンタ柄の派手なクリスマスセーター(お願い処分して!)
・破れたり、穴があいたりしている服
・シースルーの服
・とってもキュートだけれど、痛くて歩けない靴
・見るたびに悲しい気持ちになる思い出の品
・もう着なくなったコート(必要としている方に寄付しましょう)
・もう似合わなくなった思い出の品(写真だけ撮っておきましょう)
・子どものためにとっておいた服(お子さんはあなたのお古を着たいとは思いません)
・お直しが必要なのに、一度も直していないもの
・ドライクリーニング専用なのに、自分で洗濯して台無しにした服
・もうかぶらない帽子(いつか、かぶるかもと思っていても)
・サイズの合わないブラジャー(今のバストにフィットしたものに変えましょう)
・余分なハンドバッグ。ひとつあれば十分です(グサッときたでしょう?)
・あなたのものではない服(持ち主に返しましょう)
・洗っても抜けない妙な臭いがするもの
・着ていると擦れて肌に跡がついたり、ぶつぶつができたりする服
・今着ている服にまったく合わないスカーフ
・下着が見えてしまう服
・キツすぎる服。(着ている間ずっと苦しい)
・旅先で買ったけれど、普段は着ない服
・短かすぎるパンツ
・長すぎるシャツ
・スパンコールやラメ入りの服(あなたがシックでシンプルな服がお好きなら)
・どうしてもとれない染みがついているもの
・高かった(けど着てない)服(今処分しないとこれからもずっと不要なものに注意を払い貴重な時間を費やすことになります)
・同じようなもの(紺のブレザーが素敵だからといって、色違いで揃える必要なし)
・スーツの上着だけ、もしくはパンツだけ(足りないほうだけを入手できるとは限りません)
・眺めたり撫でたりするだけで、実際には着ない服
・使うあてのないヨガパンツ

こうしたアイテムの大半が(スパンコール付きの服まで)『もう、服は買わない』の著者であるコートニー・カーヴァーのクローゼットにもありました。そして、すべてを処分して本当によかったと思っているそうです。

もしあなたがこのリストのどれかに強い拒否反応を示したのであれば、自分にこう質問してください。「なぜ、着もしない服をとっておくの?」と。しかし、即処分と言われても最初は葛藤もあるでしょうから、自分なりのルールを決めてしまいましょう。いったんルールを決めてしまえば、このアイテムはどうすべきだろうといちいち悩まずに済みます。

今回は、処分すべきアイテムの条件をご紹介しました。あなたにもしっくりくるとは限りませんが、「服を減らしたいのに、なんだかんだ捨てられなくて困る!」という方はぜひ参考にしてくださいね。『もう、服は買わない』では、ほかにも服の減らし方や、無駄買いを防ぐ方法をたくさんご紹介していますから、チェックしてみてくださいね!