声がキレイな人は
「ラ」の音階で声を出す

 他人に嫌われたくないのなら、やや高めの声で話すクセをつけるといい。そうすると、明るくて陽気なイメージを相手に与えることができるからだ。

 これから帰宅しようとしている人には、「ラ」の音か、それ以上高い声で、「お疲れさまでしたぁ~」と挨拶してあげれば、相手も気分がいいものである。

 高い声は、相手をスッキリした気分にさせるからだ。

 心理学のデータを見ると、「高い声は、あまりよい評価を与えません。低い声で話したほうが、落ち着いて、頼もしく聞こえるものです」ということを示す資料もあるが、それはキンキンと響くような高い声なのであって、そうでないのならば、多少は高い声のほうが、心地よく聞こえるものである。

 やや高めの声を出そうとすると、陽気なイメージというか、快活なイメージというか、イタリア人のような感じが出せる。

 低い声で話をすると、物静かではあるけれども、どことなく打ち沈んでいて暗い、というネガティブな印象を与えかねないので注意しよう。

 声がキレイな人は、だいたいみんな「ラ」の音階で声を出している。これは、男性でも女性でもそうである。高い声のほうが、話している内容が明瞭に聞こえる。低い声で、モゴモゴとしゃべっても、相手にとってはきわめて聞き取りにくく、イライラさせてしまうのだ。

 ビジネス書の中にも、「なるべく低い声を出すようにしろ」とアドバイスしているものがある。たしかに、信頼感を与えるために落ち着いた声で話すのは悪いことではないが、どうしても地味で、抑うつ的なイメージを与えてしまう。

 どちらがよいというわけではないが、元気があふれているような人間に見られたいのであれば、なるべく高い声を出すことを心がけたほうがいいだろう。

 頭の中で楽しいこと、自分の好きなこと、自分の好きなアイドルの人などを思い浮かべると、自然に楽しい声が出せるので、「元気な声を出すのが苦手」という人は、この方法を試してみてほしい。