ソフトバンクグループは経営難に陥った建設スタートアップの米カテラの救済へ向け、追加で2億ドル(約210億円)を投資することで合意した。ソフトバンクは同社に既に20億ドルを投資しているが、カテラ株主は30日の投票で追加の投資受け入れを承認した。事情に詳しい関係者によると、ソフトバンクはこの計画に基づく出資拡大で過半数株式を保有することになる一方、他の投資家の持ち分は大幅に希薄化される。カテラのパール・キブスガード最高経営責任者(CEO)によると、ソフトバンクの追加投資によって、カテラは連邦破産法の適用申請を免れる。同氏は30日の会議に関する株主向けの文書で、継続企業として活動を続けるためにソフトバンクの追加投資が必要だったと述べた。
ソフトバンク、建設新興カテラ救済へ2億ドル追加投資
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