12月度業績「改善度」トップ企業ランキング【トップ30・完全版】指標の詳細はこちらを参照

 まず、月次業績データの数値が前年同月比で最も伸びたのは、自転車専門店のサイクルベースあさひ(あさひ)だ。既存店売上高が前年同月比146.1%(46.1%増)と、ダントツだ。

 続く2位は、洗車サービスやコーティングサービスを展開するキーパー(KeePer技研)で、既存店売上高は同152.2%(52.2%増)だった。時価総額変化率(20年1月末と12月末を比較)に至っては331.2%(231.2%増)と驚異の伸びを見せている。

 上位には「通販」「住宅」「家電」「物流」「家具」など、コロナ禍での巣ごもり需要を支える業種が目立つ。

 外出自粛や緊急事態宣言のダメージをもろに受ける飲食店の中でも、デリバリーを強化しているモスバーガー(12位、既存店売上高114.2%〈14.2%増〉)、マクドナルド(27位、同107.2%〈7.2%増〉)は上位をキープした。モスバーガーは王者マクドナルドを引き離す好調ぶりを見せている。

 住友林業(5位)の内訳を確認すると、戸建て注文住宅は同132%(32%増)、リフォームは同86%(14%減)という結果だった。戸建て需要の好調ぶりがデータから読み取れる。

 109社計120指標の12月度月次業績データをさらに詳細に分析した「前年比で業績が絶好調な企業・業界とは?コロナ禍で明暗【12月度月次業績データ分析】」では、31業界ごとのランキングや、天気図をすべて掲載している。

 また、連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」では全業界の動向を明らかにしているので、こちらも参照していただきたい。