次に、リターンが15兆4000億円なので、ここから管理費7000億円をまず差し引いて、成功部分は14兆7000億円。この80%を客である国(財務省か)に配当として渡すが、20%はファンドが成功報酬としていただく。2兆9000億円だ。

 7000億円の管理費は、ファンド運営会社である日銀が受け取り、バックオフィスを含めた関係者で分ける。当然、ファンドマネジャーももらえる。ここは面倒くさいので、4626人いる職員全員で山分けしよう。1人あたり、1億5000万円である。所得税、翌年の住民税を減ずると7000万円となろう。

 ハイライトはこれからだ。2兆9000億円の成功報酬の60%は、ファンド運用チームがいただく。残り40%は営業チームで分けることにしよう。運用チームの報酬は合計1兆7400億円。チーム8人いるとして、ヘッドマネジャー6割、サブマネジャー2人は1割づつ、残り2割を、アソシエイト5人で分けるとこうなる。

 ◎ヘッドマネジャー1人 1兆0440億円
 ◎サブマネジャー2人  1740億円/人
 ◎アソシエイト5人   696億円/人

 これが4月以降手にするパフォーマンスボーナスである。おそらく、黒田総裁がヘッドマネジャーとして上記金額を手にできる。所得税は最高税率45%を取られるし、住民税も10%とられるが、すごい金額過ぎて、ため息もでない。そのくらい“素晴らしい仕事をした”ということはいえるだろう。

 ちなみに日銀総裁の本当の報酬は、2020年が3530万円と発表されている。