「やせる3拍子ウォーク」の基本
「やせる3拍子ウォーク」の基本は次のとおりです。
会社でもできる「肩こりと猫背解消クルン・クルン・クルーン」は次のようにやります。
Aさんはリモートワークになってからは、お尻上げを毎日行うようにしました。
Aさんのコメントを続けましょう。
「家で行うときは、ついラクをしようとしてしまうので、フォームが崩れないように注意しながら行っている。
ひざを曲げた角度は90度で腰幅に広げ、ひざは真上に向くようにする。
そして、1、2、3と3回目はお尻を高々と上げ、お尻の穴をキュッと絞る。
最初はハムストリングス（後ろ太もも）がつりそうになったが、続けていると、どんどんお尻が高く上がり、回数もこなせるようになっていった。
すると、脚力がついたのか、ぐんぐん長い距離を歩けるようになった。
しかも体が引き締まり、体重も落ちていくように。
何をしても太るばかりで毎回、健康診断が憂うつだったが、1年で8kg体重が落ち、ベルトの穴も3つ減った。2年目には4kg体重が落ち、ベルトのサイズがワンサイズ小さくなった。これにはびっくりしたのと、ワンサイズベルトのサイズが小さくなったことで、選べるベルトの柄も増えた。絶対無理だと思っていた理想の体重になった。体重が落ちると、ゴルフも楽しくなり、飛距離も伸びた。
食事の量もお酒の量もひかえることなく、やせる3拍子ウォークで結果が出たのが嬉しくて同級生にも歩き方を伝え、やせる3拍子ウォークの輪が広がっている。
人生100年時代を健康的に生きるために中高年の男性にもぜひ活用してもらいたい」
さあ、今日から一緒に「やせる3拍子ウォーク」を始めましょう！
監修 足と歩行の診療所院長 吉原正宣先生
関西医科大学卒。洛和会音羽病院形成外科に勤務中、米国の「足病医」（Podiatrist ポダイアトリスト/足部を診る専門医師）より指導を受ける。その後、下北沢病院足病総合センターなどへの勤務を経て2018年、「足と歩行の診療所」（東京都大田区）を開院。足の病気と歩行の障害の解消に向け、診療に邁進している。日本形成外科学会形成外科専門医、日本抗加齢医学会専門医。テレビにも多数出演。
