「立ち食い」からイーターテイメントへと移行している俺の株式会社は、コロナ禍における「進化系外食」の先駆けといえそうだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍から生まれた
外食と娯楽の融合

 遊びがなければ、人間は生きていけない。今から約80年前、オランダの歴史家ヨハン・ホイジンガは、著書『ホモ・ルーデンス』で「遊び」こそが人間の本質と説いた。

 この1年、我々はコロナ禍でコンサート、スポーツ観戦、外食、カラオケ、各種パーティなど様々な「遊び」が制約された。そして、こうした長期にわたる制約下で、本質的に「遊び」を欲する我々向けに、IT技術を使った新しいサービスが生まれている。

 本稿では、外食とエンターテイメントの融合である「イーターテイメント」を紹介したい。食べる(イート)と娯楽(エンターテイメント)を融合させた造語だ。

 昭和の時代から開催されてきたタレントのディナーショーなど、食と娯楽の融合は古くからあった。今日的な変化は、ITやチルド配送網を使って、遠隔地同士で本格的な食と娯楽の融合が始まっていることだ。