【ニューデリー】インドは24日、パソコンメーカーを対象とした10億ドル(1060億円)規模の企業誘致策を発表した。中国からの生産移管を検討する企業を引きつけ、貿易赤字を削減する狙いがある。  内閣がこの日承認したプログラムはインドでノートPCやタブレットを生産する企業を対象とする。4月からの4年間にインドでの生産をどれだけ増やしたかに応じて、企業に売上高の最大4%に相当する現金を還元する。  ラビ・シャンカール・プラサド電子・情報技術相は記者会見で政府の狙いについて「世界のトップ5の企業をインドに呼び寄せる」と述べた。