全国のビジネスパーソンのみなさんこんにちは。この連載は突然企業のウェブ担当になって、コンテンツの制作やサイトのPRを任されてしまった、広報のプロでも編集のプロでもないみなさんに、今日から使えるティップスをお届けしています。
「リリースを送れば
いいってもんじゃない」
今回は前回から引き続き、自分がコーポレートサイトやキャンペーンサイトを立ち上げた時、その情報をネットニュースに掲載してもらう具体的な手法について話を進めていきます。
前回、「ただ単にプレスリリースを送っただけでニュースになると思うのは甘すぎる」というところで終わっていましたね。なぜなら、ウェブニュースの編集者からすれば、プレスリリースはダイレクト・メールと一緒で、「これって他のニュースサイトにも送られているわけでしょ」と思われてしまうからです。そして、日々メディアに届くリリースの数はものすごく多いわけで、すべてに目を通せるわけではありません。
今回は、しっかりニュースになるためにネットニュース編集部にどういうアプローチをしていくべきか伝授していきます。
その前にリリースの送り先に関しての話をしておきます。よく、ネットニュース編集部向けのプレスリリースはどこに送ればよいのか、という声を聞きます。ニュースサイトのページをよく読むと「プレスリリースの送り先」「情報提供はこちら」など、ちゃんと書いてあるサイトもあります。そういうサイトはそのアドレスにリリースを添付してメールしましょう。