米下院指導部は4日の下院審議を中止した。民兵組織が議会襲撃を計画している可能性があると議会警察が警告したことが理由。ステニー・ホイヤー下院院内総務(民主、メリーランド州)の事務所は3日、今週後半に予定されていた全ての採決が同日中に行われると発表した。議会警察は、ある民兵組織が4日に議会を襲撃する可能性を示す情報を入手したと述べた。民主党関係者によると、下院民主党の指導部は暴力の脅威は無視できないと判断した。また議員らは議事堂の建物内にいることに懸念を示したという。チャック・シューマー上院院内総務(民主、ニューヨーク州)の広報担当者は、今のところ上院の今後の予定については明らかにしていない。民主党議員は現在、ジョー・バイデン大統領の1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス救済法案について最終的な見直しを進めている。
米下院、4日の審議中止 「議会襲撃計画」情報で
FBIと国土安全保障省が共同文書で警告
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