ユーチューブのスーザン・ウォシッキー最高経営責任者(CEO)は4日、「暴力行為のリスクが低下した」と判断するまではドナルド・トランプ前大統領のアカウント停止措置を解除しないと述べた。同社は、1月6日に発生した米議会議事堂乱入事件後も暴力行為のリスクが続いているとみている。米議会警察は2日、民兵組織が議会を襲撃する可能性を示唆する情報を入手したとしていた。シンクタンクの「アトランティック・カウンシル」が主催する4日のバーチャルイベントに出席したウォシッキー氏は、「議会警察が3日の時点で、4日に襲撃される可能性があると警告していた点だけを踏まえても、暴力行為のリスクが高い状態が続いていることは明らかだ」と指摘した。
ユーチューブ、トランプ氏のアカウント停止維持
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