「あとは、コレの問題だよ」…なんて言いながら、手の親指と人さし指で丸と作る「お金」のポーズ。これを西洋でやると超ひんしゅくものだそうです。その理由とは? 新型コロナウイルス蔓延の影響でパッタリと海外との行き来がなくなってしまいましたが、流行がおさまれば、またグローバルな人の往来が再開されるでしょう。日本にいながらにして、海外の方とコミュニケーションをとる機会も20年前と比べればずっと増えています。そんなときに相手に引かれてしまわないように、海外ではNGのしぐさを知っておきたいもの。新刊『仕事のしぐさ図鑑』からご紹介します。
親指と人差し指で輪を作る
日本では「お金」を意味する、親指と人さし指で丸をつくるこのポーズ。
実は、西洋ではマスターベーションを意味して相手を侮辱するイメージ。
ちなみに西洋でお金を表すときは、指先を合わせてシャカシャカするジェスチャーが使われます。
また、このまま手を立てて縦方向にすると、「OK」のジェスチャーになりますが、それもフランスやギリシャでは相手を侮辱する意味になるそうです。
みなさん、ご存じでしたか?
新刊『仕事のしぐさ図鑑』では、ほかにも海外NGや懐かしの昭和に流行ったジェスチャーを紹介しています。海外でも活躍したパントマイムのプロであり、CGキャラクター作画のアドバイザーなども務める著者・荒木シゲルさんが、「デキる人」「残念な人」を分ける「しぐさ」の50のポイントのほか、特に印象を変えやすい手や顔の動かし方、自在に顔のパーツやカラダを動かせるようになるトレーニング方法などを解説していますので、参考に見てみてくださいね。