毎日ビール1缶(350ml)にワインを1/2本のペースで飲んでいてもスラリとした体を維持している秘訣は、食・運動・睡眠のバランスの良さにありました Photo:PIXTA

本記事でシェアしたいのは「食・運動・睡眠の整え方」です。変化の多い日々の中でも、ブレずに自然体で自己管理をしているビジネスパーソンは、どんな視点を大切にしているのでしょうか?今回は飲食店・レストランの予約台帳/顧客台帳サービスを運営する株式会社トレタ・中村仁社長にお話を聞きました。(栄養士・食事カウンセラー 笠井奈津子)

飲食店は日本の食文化の担い手
多様性を大切に

中村仁(なかむら・ひとし)/1969年10月 東京都板橋区生まれ、1992年3月立教大学 社会学部卒業 。2013年7月、株式会社トレタ創業 大学卒業後は大手家電メーカーに勤務。外資系広告代理店を経て独立。2000年からは飲食店を経営。「西麻布 壌」は立ち飲みブームのきっかけをつくり、高級とんかつ専門店「とんかつ 西麻布 豚組」(2005年)、高級豚しゃぶ店「豚組 しゃぶ庵」(2007年)では、Twitterを活用した集客が評価され、「外食アワード2010」(外食産業記者会)を受賞。2011年には食の写真投稿アプリ「ミイル」をリリース。飲食店経営の経験から予約と台帳の管理のデジタル化を構想して、2013年7月に株式会社トレタを創業。 外食産業の未来とITを考えるイベント「FOODIT TOKYO」を企画、実行委員長を務める。2018年11月「無断キャンセル対策推進協議会」を立ち上げ、理事長に就任。 著書に「外食逆襲論」(幻冬舎/2019年10月出版)がある。

 2020年、全国で倒産した飲食店は過去最多の842軒。多くの常連さんに愛されながらも、コロナ禍で長い歴史に幕をおろした飲食店のニュースも見聞きするようになりました。

 さらに、「廃業」を検討する可能性がある飲食店は全体の3割超(東京商工リサーチより)。今回、インタビューをお願いした株式会社トレタ・中村仁社長は「ITの力を使って、個人店が資本力を持つ大手とも同等に戦えるだけのエンパワーメントをしたい」と話します。

「豊かさとは多様性ですよね。さまざまな種があって生態系が豊かになっていくのと同じで、飲食店も多様性があった方が豊かだと思うのです。飲食店は日本の食文化の担い手です。無くなってしまったお店の味は、もう取り戻せません。社会としての豊かさを守るために、何ができるかを考えたい」

 広く深く飲食業界を見ていて、想いが強い中村さん。ご自身の健康習慣に関しては「昨日のお昼もラーメンだったけど…僕に話せることがあるのかな…」と言いながらも、中村さんならではの、全体像をとらえながら行動に落とし込む点がとても印象的なインタビューとなりました。