恋愛関係ははかないものだが、友情は永遠だ。少なくとも、出会い系アプリはそうした方向にスワイプしようとしているようだ。ソーシャルメディア市場は過密になりつつある。世界の人口の半数近くが毎月、フェイスブックのアプリの1つを使用している。既存の友人とつながる市場はかなり飽和しているかもしれないが、新しい友人を見つける市場はまだニーズが完全に満たされてはいないようだ。友達作りは今、非常に関心が高いようだ。ベンチャーキャピタル(VC)企業アンドリーセン・ホロウィッツが最近公表した分析リポートによると、友達作りアプリは米国のモバイル・ソーシャル・アプリで最も急成長しているカテゴリーになっている。アンドリーセンは調査会社アップトピアのデータを引用し、全米で最も急成長している友達作りアプリに「Itsme(イッツミー)」「Wink(ウインク)」「Yubo(ユーボ)」を挙げた。それらアプリは現在のソーシャルメディアに存在するさまざまな難点を解決しているという。例えば、イッツミーは写真で判断されないようアバターを使えるようにしている。また、ウインクは、電話番号や従来のソーシャルメディアのハンドル情報などを交換する気まずさをなくし、安全に友達を作れるようにしている。
友達作りアプリ、次のソーシャルメディアの流行に
出会い系サービスも相次ぎ参入
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