コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、2021年1〜2月度のファミレス編だ。
ロイヤルホスト、売上約23%超減
回復に向けた2つの秘策
ファミレスの主要5社が発表した2021年1〜2月度の月次業績データは、以下の結果となった。
○すかいらーくグループ(すかいらーく)の既存店売上高
1月度:前年同月比66.5%(33.5%減)
2月度:同70.9%(29.1%減)
○ロイヤルホスト(ロイヤルホールディングス〈HD〉)のロイヤルホスト既存店売上高
1月度:前年同月比69.5%(30.5%減)
2月度:同76.4%(23.6%減)
○サイゼリヤの既存店売上高
1月度:前年同月比62.0%(38.0%減)
2月度:同67.1%(32.9%減)
○デニーズ(セブン&アイHD)の既存店売上高
1月度:前年同月比61.3%(38.7%減)
2月度:同65.9%(34.1%減)
○ジョイフルの既存店売上高
1月度:前年同月比67.5%(32.5%減)
2月度:同69.4%(30.6%減)