宣言通り全モデルにEV、
PHEVを用意したボルボ
2020年にボルボは、グローバルで推し進める電動化戦略に則って日本国内で販売するすべてのモデルを電動化した。ここでいう電動化とは、電気自動車(BEV)ではなく、48Vハイブリッド、またはプラグインハイブリッド(PHEV)のことだ。
両者の違いをシンプルにいえば、前者はEV走行はせず、モーターはあくまでエンジンをアシストする役割。後者はモデルによって多少異なるがおおよそ40kmほどEV走行が可能で、充電がなくなればガソリン車として走行できる。
48Vハイブリッドシステムとは、モーター機能付きの発電機(ISGM:インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)がエンジン始動や発進加速をアシストし、静かで上質なドライビングフィールを実現。また減速時の回生エネルギーを車体後方に搭載した48Vバッテリーに蓄電し、状況に応じてエンジンをアシストするというものだ。