一方毎月の支出は記載の項目を合計すると46万円です。収入61万5000円、支出は46万円ですから、差額は15万5000円となります。このうち2万3000円がiDeCoに回っていることから、残りは月13万2000円になります。

 その13万2000円をそのまま貯蓄に回せればよいのですが、支出の項目に「その他、イレギュラーの出費あり」と書かれています。また、金額の記載はありませんが、今年に入ってから制服や旅行、地震保険、入学準備2人分、タイヤ交換などで100万円程度の出費があったとも書かれています。

 イレギュラーな支出はできる限り減らしたいところですが、2人のお子さんの年齢なども考慮すれば今後もある程度は発生していくものと考えられます。

売電収入は「予備費」に!
試算は厳しめに組み立てるのが吉

 幸いWさんには太陽光の売電収入が年間40万円あります。この40万円をイレギュラーな出費を賄う「予備費」として意識しましょう。その上で、毎月の差額13万2000円とiDeCoの掛け金2万3000円の合計15万5000円を貯金に回すようにしましょう。

 ご主人の年齢は40歳なので、60歳までの20年間、毎月15万5000円の積み立てができれば年間で186万円、20年間で3720万円の貯蓄ができることになります。毎月15万5000円は厳しいように思うかもしれませんが、今回の試算では夫の残業代を20年間0円とし、昇給も考慮していません。また、Wさんが得られるボーナスも考慮していません。

 つまり、現在よりも収入状況が好転したときにはもっと毎月の貯蓄額を増やすことができます。昇給などのタイミングや、Wさんのボーナス額などの記載がないため、試算は以降も、毎月の貯蓄額15万5000円で続けたいと思います。