伸びやかなパフォーマンス
フットワークは国産トップ

 ドライバーズシートに腰を下ろす。新開発シートは、ホールド性に優れると同時に腰椎部分をきちんと支えてくれる。着座感のよさと、スバル車ならではといえる運転視界の広さに感心する。新型は、全モデルにステレオカメラを主役とした運転支援システム“アイサイト”を標準装備。高精度GNSS(衛星測位システム)や高精細マップを活用し、一定条件下でのハンズオフ走行を可能にした“アイサイトX”が大きなセールスポイント。しかし、視界のよさや正しい運転姿勢の取りやすさなど、基本的な部分の完成度が高い。スバルの安全性確立のための真摯な取り組みを、改めて実感した。

SUBARUレヴォーグGT-H・EXインパネ
インパネは先進デザイン EXは11.6インチセンターディスプレイ&フル液晶メーター標準 GTーHは各部にブルーステッチが入る
SUBARUレヴォーグGT-H・EX前席
新設計シートはホールド性優秀 腰椎部をきちんと支える設計 乗り心地は高水準 新型はホイールベース延長分(+20mm)を後席空間の拡大に充てた 室内長1900mm
SUBARUレヴォーグGT-H・EXリアシート
SUBARUレヴォーグGT-H・EX荷室
荷室空間はワゴンならではのユーティリティ 後席使用時容量は従来比39L増の561L 荷室開口部最大幅1120mm 後席シートバックは4対2対4分割

 現時点でのパワーパックは、新開発1.8L水平対向4気筒ターボ(177ps/300Nm)と、変速レンジを拡大させるなどの大幅リファインを受けたCVTユニットの組み合わせ。街乗りシーンから高速道路まで加速力は十分だし、静粛性もハイレベル。気持ちのいい走りが楽しめる。ただし、改良の手が加えられたとはいえ、CVTはまだアクセルONでエンジン回転数の上昇が実際の加速感よりも先行する“ラバーバンド感”が残っている。これは残念だ。