今回のお悩みは、「食べ過ぎ」です。ストレスでドカ食いしてしまう、食事量がコントロールできない…etc.「自分の意志が弱いだけ」と思っていませんか?これらには必ず原因があります。栄養士として受けている食事相談をもとに、ケース別に「こうしたときにはどうするとよいのか」という対処法と、食べ過ぎてしまう根本的な原因を考えていきましょう。
ケース(1)在宅勤務で刺激不足――
在宅で仕事をしていて煮詰まったように感じるとき、わたしたちはつい「何か」に手をのばして口に入れてしまうことがあります。
「食べる」「飲む」――これ以上に手軽な気分転換法はなかなか思いつきません。「気分転換がしたいなら、その時にしたいことを考えればいいだろう」と思う方もいるかもしれません。しかし、刺激がほしくなるようなときは疲れを感じはじめているような時ですから、そのタイミングで飲食以外の気分転換の方法をあれやこれやと考えることが難しいというケースが実は非常に多いのです。
だからこそ、おすすめしたいのは、「気分転換リスト」を事前に作成すること。