今年の新入社員は「ソロキャンプ型」、オンラインで避けたいNG指導
今年の新入社員の特徴とは? Photo:PIXTA

4月1日、新入社員を迎えた企業も多いだろう。今年の新入社員はオンラインでの就職活動を余儀なくされ、入社まで一度も会社を訪れたことがないという人も珍しくない。いまだコロナ禍の収束が見えない中、上司・先輩社員はどのように新入社員を受け入れるべきなのか。毎年「新入社員のタイプ」について分析・発表を行う産労総合研究所の白ヶ澤健一氏に話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

コロナ禍で就活が一変
今年の新入社員は「ソロキャンプ型」

――2021年度入社の新入社員は、どのようなタイプなのでしょうか?

 企業の人事担当者や大学のキャリアセンター担当者などで構成される「新社会人の採用・育成研究会」では毎年、各種調査結果や就職活動の状況を基に「新入社員のタイプ」を発表しています。21年度に入社する新入社員については議論の結果、「仲間が恋しい ソロキャンプタイプ」と名付けることになりました。

 新型コロナウイルスの感染拡大は、新卒採用市場に大きな影響を与えました。学生だけでなく採用企業側も右往左往していたような状況下で、今年の新入社員たちは極めて特殊な就職活動を経験しています。

 従来の就職活動では、友人と会って話をして情報を集めたり、大学のキャリアセンターに出向いて相談したりといったことが行われていました。しかし、コロナ禍で大学の授業もオンラインに切り替わり、通学や課外活動を制限されてしまったことでそれが難しくなってしまった。学生に対して行ったアンケート調査では、「孤立」や「孤独」を感じている人が非常に多かったです。