月5万円あれば東南アジアで十分に暮らしていける。そんな夢のような生活を送っているのが、個人投資家の山崎初一氏。日本に持つアパートからの家賃収入で、「毎日が海外旅行」な生活を謳歌できるというが、そこにはどんな秘密があるのか。そのポイントを聞いた。

2つのレバレッジを働かせて、
経済的自由を獲得

 東南アジア諸国では、生活費は月5万円あれば十分です。生活費は月4万円もかからない場合もありますが、日本人との飲み会があったり、移動して交通費がかかると、1万円くらい変動しますので、月5万円を目安に生活しています。

 時間と場所については、ほぼ自由を実現できたと言っていいと思っています。

 お金については、大きな事業や投資の資金をポンと出すことはできませんが、生活のためのお金という意味では、不自由はありません。「経済的自由を実現した!」と声を大にして言ってもいいでしょう。

 私は、日本で不動産賃貸経営をしています。ただし、日本には住んでいません。

 普段は、東南アジアを移動しながら暮らしています。主に、ベトナムやタイにいることが多く、3カ月に一度程度の割合いで日本に帰国しています。

 そのような生活を続けることで「月5万円で経済的自由」を実現しています。この生活を実現するには2つのポイントがあります。

    ・日本円で定期収入を得て安く生活できる東南アジアで暮らす
    ・遠隔管理できる仕組みを作り労力のかからない収入を得る

 じつは、この2つにはそれぞれレバレッジが効いています。