5分の雑談はやはり有効だった!マイクロブレイクで仕事の効率が上がる理由
Photo:PIXTA

 仕事で疲れを感じたときは、ほんのわずかな時間、休憩を取ると良いかもしれない。そのような「マイクロブレイク」と呼ばれる小休止を取ることにより、朝の倦怠感が解消され、終日、より精力的に仕事に取り組める可能性があることを、米ノースカロライナ州立大学心理学部のSophia Cho氏らが報告した。研究の詳細は、「Journal of Applied Psychology」に3月1日掲載された。

 マイクロブレイクとは、昼休みなどの予定された休憩とは別に取る短い休憩のこと。おやつを食べたりストレッチをしたりする時間、あるいは同僚と雑談する時間などがこれに当たる。

 Cho氏らの研究結果は、米国と韓国のフルタイム労働者を対象に実施された2件の調査結果に基づくもの。1件目の調査では、米国の労働者98人が1日2回(朝と退社前)、10勤務日連続でオンライン調査に回答した。観察日は総計779日であった。その結果、睡眠の質が低いため家で十分に体を休めることができなかった人は、翌朝に倦怠感を感じる傾向があり、仕事中に頻繁にマイクロブレイクを取っていることが明らかになった。しかし、マイクロブレイクを取ることは、エネルギーレベルの維持につながり、それが翻っては仕事のパフォーマンス向上に役立っていた。