これからはウェブ面接にふさわしい挨拶のしかたを学び、時代にマッチしたビジネスマナーを身につけましょう。
オンラインに合ったお辞儀の仕方
4ステップでトレーニングができる
対面での面接マナーとウェブ面接でのマナーの一番大きな違いは、ウェブ面接ではドアの開け閉めがないということです。
ウェブ面接では、カメラの前に座ったままからのスタートになります。ドアをノックして、お辞儀をし、「失礼します」と挨拶する、といった面接での一連の作法は必要なくなるので、少し気持ちが楽ですね。
しかし、先ほど書いたように、カメラの前でこれまでのように深々とお辞儀をしてしまっては、あなたの好印象が台無しです。深々と挨拶をしてしまうと、あなたの頭頂部を見せてしまいます。
以下に、ウェブ面接で爽やかに映るお辞儀のトレーニングをご紹介します。
〈最高のお辞儀をするトレーニング〉
(1)背筋をピンと伸ばす。
(2)笑顔を添えて「よろしくお願いします」と挨拶をする。
(3)尾てい骨から10度ぐらいの角度に身体を傾ける(10度とは、視線がカメラから画面に下がる程度の角度のこと)。
(4)「1」で傾け、「2」で停止、「3、4」でゆっくりと元に戻す。
角度は通常の挨拶よりも浅いですが、ゆっくりと動作をすることで丁寧さが伝わります。
自分がアナウンサーになったような気持ちになって、爽やかな印象のお辞儀をしましょう。