コロナ禍による相次ぐ会社説明会の中止や対面での採用面接の中止など、2020年の就職活動は異例続きでした。これを機に本格化した「オンライン就活」は、「遠方からの就活が容易」「今まで会えなかった学生と会える」といった声が多く、学生や企業から大好評だといいます。これからも就活のオンライン化は続き、オンライン面接ならではのノウハウを身につけることが求められるでしょう。そこで今回は、キャリアコンサルタント・瀧本博史氏の著書『オンライン就活は面接が9割』(青春出版社)から、オンライン面接を突破するためのポイントを紹介します。
オンライン面接を突破するにはコツがある
2020年、新型コロナウイルスをきっかけに劇的に増えたオンラインでの面接。普段はSNSや電話などの通話、WEBサイトの閲覧ぐらいにしか使わなかった自分のパソコンやスマホが、WEBカメラとマイクを使ったオンライン面接のための「就活デバイス」へと変化しました。
普通なら対面でも緊張してしまう面接官との会話をパソコンやスマホの画面を見ながら行ったり、入学式以来、袖を通していないスーツを着てWEBカメラの前に座ったり、会話に雑音が入らないよう静かな場所を探してウロウロしたりと、従来と違う就活スタイルでの面接を受ける学生にとって、緊張と不安は計り知れないものがあります。
今回は、そんな緊張と不安だらけのオンライン面接を攻略し、面接官からの好印象・高評価を得られるポイントをお伝えします。