ドイツ自動車産業の
温室効果ガス排出量に占める
非欧州地域分のシェア
世界的に脱炭素に向けた流れが加速する中、企業が自らの事業でどれだけ温室効果ガスを排出し、削減に向けてどう取り組んでいるかについての説明責任が一段と求められる。
欧州連合を筆頭に当局の規制はその方向に向かっているし、ESG投資の広がりで金融市場や投資家からの圧力も強まるばかりだ。
ただ、サプライチェーンが国境を越えて長く複雑に張り巡らされている中で、グローバル企業が自らの環境コストの全体像を把握することは容易ではない。