米上院議員2人が22日、テキサス州での死亡事故を受けて、テスラ車の安全性を巡る問題がパターン化しているのではないかとの懸念を表明した。リチャード・ブルメンソール上院議員(民主、コネティカット州)とエドワード・マーキー上院議員(民主、マサチューセッツ州)は、米自動車安全規制当局に宛てた書簡で、テスラ車のような先進運転支援システムについて、改善に向けた提言をまとめるよう求めた。米道路交通安全局(NHTSA)は週末の衝突事故についての調査を開始。テスラが関連した事故はこれまでに20数件が調査対象となっている。同局によると、大半の調査は先進運転支援機能に関連しているという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した書簡の中で、民主党の上院議員はテスラについて「これらの車両に関する安全上の問題がパターン化していることを危惧しており、これは非常に憂慮すべき問題で、細心の注意に値する」と述べた。
テスラ衝突事故、安全性について懸念表明 米上院議員
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