米暗号資産(仮想通貨)交換所コインベース・グローバルが新規株式公開(IPO)を実施したり、ビットコインが最高値を更新したりするなど暗号資産の主流化が進む中、こうした資産に投資する女性が増えている。複数の暗号資産取引所やオンライン証券会社によれば、この1年で暗号資産を取引する女性が増加。暗号資産への認識の高まりや、取引が活発な市場への参加意欲、貯蓄増への期待などから、女性の市場参加者がさらに増えると予想しているところもある。一方で、貯蓄のために変動率の高い市場に投資して、風向きが変わったときに利益が一気に吹き飛ぶリスクを抱える女性もいる。ロビンフッド・マーケッツのプラットフォームで今年に入ってから暗号資産を取引した顧客の4人に1人は女性だ。ロビンフッド・クリプトのクリスティーン・ブラウン最高執行責任者(COO)が明らかにした。株や上場投資信託(ETF)を取引する女性より少ないという。デジタル取引プラットフォームのイートロ・グループでは、米国で暗号資産を取引する女性ユーザーがこの2年で50%増加し、米国内の全ユーザーの約20%を占めているという。
暗号資産、女性投資家が増加 ビットコインを好む
ロビンフッドによると、今年に入ってから暗号資産を取引した顧客の4人に1人は女性だが、株やETFを取引する女性より少ない
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