インド政府は、ツイッター、フェイスブック、フェイスブック傘下のインスタグラムに対し、国内で急拡大している新型コロナウイルス感染への対応を批判する投稿約100件について、アクセスを遮断するよう命じた。これを受け、国民の間では怒りの声が高まっている。当局は、遮断命令は法的拘束力を伴うもので、コロナに関連した誤情報を広め、遺体の画像を投稿することでパニックを引き起こすことを狙った行為に対処することが目的だと説明した。命令の多くはツイッターに対するもので、同社はこうした投稿をインド国内で遮断したが、国外では引き続き閲覧できる。インド電子情報技術省は26日、遮断命令に関する質問に文書で回答し、「一部の人々が社会不安を引き起こす目的でソーシャルメディアを悪用している」と述べた。命令の法的根拠については明らかにしなかった。