マスクをつける人々Photo:PIXTA

3度目、サービス業などでさらに打撃
1月の宿泊・飲食業の売り上げは前年比42%減

 東京、大阪、京都、兵庫を対象に4月25日、3度目の緊急事態宣言が出された。酒類を提供する飲食店や大型商業施設には休業要請をするなどのより強い措置がとられる。

 2度目の宣言が出されていた今年1月の状況を見れば、サービス産業では売り上げが落ち込み、例えば、宿泊・飲食業は前年比42%の減少となった。

 3度目の宣言発令で、こうした業種はさらに打撃を受けるだろう。 この事態から脱出する切り札はワクチンなのだが、日本は絶望的に遅れている。

 総務省統計局のサービス産業動向調査によると、2021年1月のサービス産業の売上高は前年同月に比べ11.1%の減少だった。