ジョー・バイデン米大統領は29日に就任から100日を迎えた。政権発足後100日間の米国株のリターンは、フランクリン・D・ルーズベルト大統領以来の高水準に達した。SP500種指数は1月20日の就任式以降、10%上昇している。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データの分析によると、ルーズベルト大統領の1期目がスタートした1933年以来、最大の上昇率を記録する勢いだ。当時は世界大恐慌を受けた暴落後で、上昇率は実に80%に達した。2017年初めにドナルド・トランプ大統領が就任してから100日間のSP500種の上昇率は5.3%だった。1929年のハーバート・フーバー大統領就任以降、歴代大統領の就任後100日間の平均上昇率は3.2%となっている。